自己紹介でサラッと触れましたが、私は日本で出会ったカナダ人の
パートナー(女性)とトロントで暮らしているレズビアンです。
出会いは12年前の地元の国際会館。
当時、私は週末にボランティアで日本語を教えていました。
休憩時間にボーっと「友達募集掲示板」を眺めていた時、
ふと一つのメモが目に留まりました。
ん? これは・・・女性っぽい名前だなー、珍しいなー
実はこの掲示板の利用者は男性が多く(いつも大体同じ人たち)、
男性が苦手な私はいつも見向きもせず通り過ぎていました。
それなのに・・・!
たまたまチラッと覗いた日に女性の張り紙があるとは!
これは運命!?(笑)
どこの国の人か分からないけど外国人の女性の友達が欲しい!とすぐに英語でメールを送りました。
最初の返信はすぐに来ましたが、その後の話がまぁ続かない(苦笑)
英語力の問題もありますが、何より話題が見つからない(苦笑)
お互い一日おきに一回ずつ短い返信を送る感じになり、
会う話になることもなく、いつの間にか自然消滅していました。
ところが連絡を取らなくなって数ヶ月経ったある日。
Twitterで出会ったアメリカ人の友達(L子)が日本に遊びに来たので、
あちこち観光に連れて行き、一緒に取った写真をFacebookに上げました。
するとL子の投稿に
「私も今○○(地元)にいるのに会いに来ないなんてこの裏切り者―!」と
お怒りプンプンのコメントをしている人が。
うん?この名前なんか見覚えあるな・・・もしかして・・・?
そう、数ヶ月前に自然消滅した国際会館の子と同じ名前だったのです。
正直同一人物か不安でしたが、思い切ってチャットを送ったところ
あなた誰だっけ?という反応・・・チーン
数ヶ月前に国際会館の掲示板で~と説明してようやく思い出してくれました。
「あー、あの時の!久しぶり~あなたもL子の友達だったんだ~世の中狭いね~
でもあの子、私の方が友達歴長いのに何も言わずに来て帰るとか酷くない?」
と私にも愚痴を言ってきたので、
「多分私がレズビアンだからかな?日本でレズ友欲しいって言ってたから・・・」と返したら
速攻で「えっ!私もレズビアンだよ!」と返信が。
・・・じゃあ今度食事にでも行こうか
こんな流れでメールのやり取りから数ヶ月後にようやくはじめて会う事になりました。
次回 ② に続く
高石_静